北海道の広さを実感できる場所はたくさんありますが、今回紹介する牧場が一番それを感じることができるのではないかと思います。
総面積が1700haもあり、東京ドームの約358個分にもなるのだとか。そう言われてもあまりピンときませんよね^^;
とにかく、とても広いということです!公共の牧場としては日本一の大きさなんですよ。
その牧場の名前は「ナイタイ高原牧場」と言います。十勝平野の北の端、上士幌の町から北西に約10kmの、ナイタイ山の麓に広がる牧場がナイタイ高原牧場です。
運営しているのは上士幌町で、乳牛を飼い主から預かって育てています。約2,000頭の乳牛が放牧されていて、4月下旬から10月下旬までは一般公開されています。
その広さを感じるのが、入口から牧場の最上部までの距離ではないでしょうか。標高785mの最上部までは約7キロもあるんです。
山の斜面に作られている牧場のなので、最高地点までは細めのカーブばかりで途中であきらめそうになるかもしれませんが、ぜひ最上部まで足を運んでください。
ただひたすら歩くのではなく、山の斜面に寝そべる乳牛や、草を食べている乳牛、ゆっくりと散歩している乳牛たちを見ながら進めばきっとすぐですよ♪がんばった先にはきれいな景色が待っています^^
たどり着いた最上部にある展望台からは、辺り一帯に広がる牧場とどこまでも続く十勝平野、阿寒岳まで見ることができるんです。十勝平野を見渡せる展望台の中でも一番標高が高く、眺めの良さも一番なのではないかと思います^^観光客の人たちが抱いている雄大な北海道のイメージをそのまま感じられるはずです。
といっても晴れていればの話しですが^^;
夏の道東地方霧がかかりやすく、この牧場も例外ではないのです。霧がかった牧場もそれはそれでいいのですが、景色を楽しむことができないのはやっぱり少し残念だし、肌寒く感じるのでなにか羽織るものを用意しておくほうがいいかと思います。
展望台の横にはレストハウスもあり、ご飯系や軽食、スイーツなんかを食べることができます。
中でも人気なのがソフトクリーム。プレミアムバニラ、道産かぼちゃ、ミックスの3種類あり、どれも濃厚でおいしいんです。私としては、温かいどらやき生地に十勝の粒あんに、プレミアムバニラののったどらやきサンドもオススメしたい1品。
ついスイーツ系ばかり紹介してましたが、ご飯系もどれもおいしいので、レストハウスも足を運んでみてください。きれいな景色を見ながら食べると一段とおいしく感じますよね^^
牛と触れ合ったり、体験したりというのはなく、どちらかと言えば見るだけになってしまうのですが、広大な大地で悠々とすごす乳牛や、きれいな景色には癒されると思いますよ^^