「函館」と見ると、「は~るばる来たぜ はこだてへ~~~」とサブちゃんの歌を思い出すのは、私だけでしょうか?(笑)
ぜひ、はるばる行っていただきたい、「函館どさんこファーム」のご紹介です。
「どさんこ」は漢字で「道産子」と書き、北海道の厳しい環境の中で改良された北海道特産の馬のことを言います。やや小型で、足が太くて逞しく、持久力もあり、穏やかで優しいんですよ。
鞍の上下動も少ないため、初心者でも乗りやすいのが特徴です。
こちらではそんなどさんこちゃんたちが、北海道ならではの素敵な乗馬体験を強力サポートしてくれます!
まずは、30分ののんびりトレッキング「お散歩コース」をご紹介しましょう。
牧場そばの森の中を抜けて、函館山や津軽海峡が見える草原を目指します。
草原を渡る潮風を感じながら、ちょっと高い馬の背中から見る景色は最高です。
50分の「丘の上コース」では、函館が一望できる草原へ向かいます。
足早体験やアップダウンもあり、乗馬の魅力がギュッと詰まったコースです。
一気に乗馬通になったような気分が味わえるかも。
90分の「林間コース」は、小川を渡ったり、少し急な林の道を登り下りする、スリルと冒険のコースです。
どんな遊園地の乗り物よりも、リアルで予測不能な動きが体感できますよ。
そして、150分の「パノラマコース」はいかがですか?
森の中と函館の街並みをぐるっと360度眺めることができる大満足のコースです。
馬でなければ行けない道を、馬と共に心を合わせて進む醍醐味。
ここまでくれば、もう乗馬の虜になっているかも。
http://www.dosanko-hakodate.com/movie/pano.shtml
そして特筆すべきは、こちらには道南唯一の「流鏑馬(やぶさめ)コース」があることです。
「流鏑馬」とは、平安時代からある神事。
古代の装束を着た人が、全速力で走る馬から的に矢を放つニュース映像などをご覧になった方も多いと思います。
あの迫力ある「流鏑馬」を体験できるとは驚きです!
このコースでは乗馬上級者の方が練習をされていますが、初級の方にも楽しんで頂けるように弓打ち体験もありますよ。
ところで、駄鞍(だぐら)という鞍を知っていますか?
現在日本で見ることが少なくなった和鞍の一種で、荷物を積む際に使っていた、どさんこ独自の鞍です。
こちらでは、この和式馬術伝統の駄鞍で乗馬体験が出来ます。これはかなり貴重。
こちらのオーナーさんはなんと、国内最後の駄鞍作りの名人です。
オリジナルの駄鞍のオーダーメードも出来るんですよ。
函館と道産子の魅力がどっさり詰まった「函館どさんこファーム」で、せひ忘れられない一日を!