カウボーイハットを被った保安官がかっこよく馬にまたがり、アリーナを疾走する。
心地よい緊張感と解放感に包まれる、ムスタングスタウン。
サルーンから私(キャサリン)がその様子を惚れ惚れと見ていた。
キャサリンって・・・?いやいや、私はれっきとした日本人で、自分で付けたウエスタンネームです。悪しからず。
なんと、この西部劇のようなワンシーンを体感できる施設「ワイルドムスタングス」が、北海道百名山の一つ「八剣山」のふもとにあります!
ここでは古き良きアメリカの西部劇時代を体感してもらおうと、アメリカンな名前や施設の呼び方を推奨しているのです。
ちなみに保安官はスタッフ、アリーナは馬場、サルーンはゲストハウス、ムスタングスタウンは施設全体のこと。
「ワイルドムスタングス」ならではの雰囲気を味わってもらおうと、スタッフの皆さんはウエスタンスタイルでキメています。く~~~かっこいぃ!
ここに来るだけでワイルドで活気溢れる西部劇時代にタイムスリップしたようでどんどん気分が上がっていきます。
早速、ここで体感できる色々な乗馬のメニューをご紹介していきましょう。
まずは「ライドタイム」です。アリーナで乗馬の基礎レッスンを受けた後に園内をトレッキングします。
自分で手綱をぐっと握ると、馬との信頼関係が少しずつ高まっていくようです。
保安官が見守ってくれているので安心して下さいね。
基礎練習を習得したらアリーナを出て場外へとトレッキングしてみましょう。
コーン畑や野菜畑、サクランボ果樹園を見ながら進みます。
途中で放し飼いの山羊やアヒルと出会うかも。まさに野生そのものですね。
6~11月には、場外トレッキングの集大成「ワイルドライド」という、期間・開催日限定のメニューがあります。
ムスタングスタウンを離れて林道や海岸を遠征する、北海道の大自然をワイルドに堪能するコースです。
潮風を受けながら馬と共に海岸を走破する気持ち良さ、静寂に包まれた林道を進む心地良さ、乗馬ならではの感動が待っています。
日帰りや連泊メニューもありますので、興味のある方はぜひ「新着情報」をチェックして下さいね。
冬には北海道ならではのパウダースノーの雪煙を上げながらトレッキングが楽しめます。
暑がりの馬たちは寒い冬が大好き。そんな元気な馬たちと冬の乗馬の醍醐味を味わってみては?
「ワイルドムスタングス」は交通の便の良さも大きな魅力です。
札幌市中心部からは車で30分程なので観光コースに組みやすく、気軽に乗馬を楽しむことができます。
北海道の大きな懐で、ウエスタン乗馬のエンターテインメントの世界をぜひ体感してみて下さいね。
レポートはキャサリンでした!